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長方形の畳の長手方向に付いている
布のような物を「畳縁(たたみべり)」と言います。
畳の角を保護するためや、お部屋の雰囲気と畳をマッチさせるために付いています。
昔は綿で織られていましたが、今ではポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等、
化繊で織られている物がほとんどで、日焼けや擦れに強く、耐久性に優れとても丈夫になりました。
種類が豊富な畳縁
化繊なので色や柄が本当に沢山あり、私たち畳屋でも全ての種類は把握出来ないほどです。
昔ながらの渋い柄のモノ、花柄や水玉模様の可愛い柄まで、
これが本当に畳縁!?とビックリしてしまうほどです。
人気の縁バッグ
そんな畳縁を使って、畳店はもちろん小物作家さんなどが
縁バッグや小物雑貨を作り、店頭やインターネットで販売しているのを
見かけることが多くなりました。
皆さん凄く工夫していて、とても可愛らしくて上手ですよね!
宮原畳店でも販売しています
実は宮原畳店でも数年前から縁バッグを販売しています。
口コミや店頭のショーウインドに飾っているだけであまり積極的に販売していませんでしたが、
今後はもっと積極的に販売していこうと考えています。
縁バッグの特徴
1、色・柄が豊富
先ほども書きましたが、これが本当に畳の縁!?と思うような
可愛らしい物や、無地の縁でも光沢のある有無や
縁の種類によってバッグにしたときの出来上がりが全く異なり、
縁を選ぶ楽しさがあります。
2,他の人とはかぶらない
縁の色とバッグの形を選んでいただいてから、一つ一つ手作りする
オーダーメイドなので、自分だけのバッグが欲しい!という方にはうってつけです♪
3,驚くほど軽い
たまにデパートの催事などで販売されているのを見かけますが、
実物を目にする機会はあまりないと思います。
なので、初めて縁バッグを手にされた方は、その軽さにビックリされます。
畳縁は化繊で織られているため、軽いうえにとても丈夫です。
試作品づくりに奮闘中
現在、人気のある定番の形のバッグの色を見直してみたり、
新しい形のものは出来ないか試作品をいくつも作っています。
また完成したらこのブログにも載せてゆきますので、
ご興味がありましたらお声がけ下さい。
縁バッグのことではありませんが、以前にこのブログでも
畳縁について書いた記事がありますので、
そちらも合わせて読んでいただけると嬉しいです。宜しくお願い致します。
以前の畳縁の記事はこちら。