畳替えをするには大安の日が良いの?先勝・大安・仏滅・・・古くからの言い伝えである六曜ですが、毎年やるものでもない畳替えはやっぱり大安にやってもらった方が良いのでしょうか?
お客様のお家にお伺いして、どの畳表にしましょうか?
どの畳縁にしましょうか?など、お客様のご希望をお聞きします。
そして最後にご希望のお日にちをお聞きする時に、
「やっぱり日が良い日にやってもらえる?」と言われることがたまにあります。
この「日が良い」とはお天気の晴れの日という意味もあるのでしょうが、
大安、仏滅、赤口・・・などの大安の日を指しています。
今ではスマホでスケジュール管理をしている方も多いと思いますが、
少し前までは手帳やカレンダーに手書きでスケジュールを書き込んで
スケジュール管理をすることがほとんどでした。
スマホのカレンダーですと、この大安や仏滅などのいわゆる六曜(ろくよう)といわれるものが
書かれていることが少ないと思います。
なので、若い方にはあまりピンとこないかもしれませんが、
昔から「結婚式は大安が良い」とか「お葬式は友引を避ける」など
言い伝えと言いますか、常識とされていました。
では畳替えをするにはやっぱり大安が良いのでしょうか?
今回は畳替えと六曜についてちょっと考えてみました。
そもそも六曜ってなに?
六曜とは、先勝(せんしょう)・友引(ともびき)・先負(せんぷ)・仏滅(ぶつめつ)
大安(たいあん)・赤口(しゃっこう)と6種類あり、カレンダーや手帳の
日にちの横に小さく書かれてします。
その日の吉凶を表すもので、その日に「やってはいけないこと」を表しています。
先勝は午前中が吉。友引は結婚式にはよくてお葬式は避ける。
先負は午後が吉。仏滅はお祝い事を避ける。大安は特に害のない日。
赤口は仏滅以上に怖い日。簡単に言うとこんな感じかな?と理解していましたが、
間違っていたらすみません。
素人の言っている事なので、詳しく知りたい方はお調べください。
畳替えは非日常
六曜は主に冠婚葬祭などを執り行う際に気にして使われていますが、
考えてみれば、自分たちは仕事として毎日畳を扱っていますが、
お客さんにしてみたら畳替えは毎年やるものでもありませんし、
非日常の出来事と言われればそうかもしれません。
なので、畳替えを大安にやって欲しいと思うことはおかしなことではありませんし、
日程的に可能であればもちろんお客様のご希望に沿います。
ですが、ですがです。
昔からの言い伝えと言ってもあくまでも占いのようなものです。
気にする人もいれば全く気にしない人もいます。
畳替えは大安が良いの?
結局畳替えは大安が良いの?と聞かれたらそれはお客さん次第です。
私自身はあくまで占いのように思っていますので気にしてはいませんが、
六曜を気にされるお客様でしたらなるべく大安に施工するようにしますし、
お天気重視で、晴れ予報が続く週にやって欲しいと言われれば
お天気と当店の予定次第で少しお待ちいただくかもしれませんが、
ご希望にそえるよう努力します。
何かご希望がありましたら遠慮せずに何なりとお伝えください♪