間もなく梅雨入り。本格的に梅雨入りしてしまう前に、誰にでも簡単にできるカビ対策をご紹介します。ジメジメした梅雨をいかに快適に過ごすかは梅雨入り前の今からの対策にかかっています。
6月に入り、週間天気予報にも雨マークが多くなってきました。そう、6月と言えば梅雨の時期です。そして梅雨の時期のお悩みの代表格と言えば「カビ」ではないでしょうか?
地域によっては既に梅雨入りしてしまっていますが、間もなく梅雨入れする地域の方にとっては、ジメジメとした梅雨を少しでも快適に過ごすことが出来るかは梅雨入り直前の今、どれだけカビ対策を取るかにかかっていると言えます。
では、具体的にどこをどのようにして迫りくる梅雨、そしてカビに対して対策を取ればいいのでしょうか?
今回は誰でも簡単に出来るカビ対策2つご紹介します。
その前に、そもそも「カビ」はどのようにして発生するのかをご説明します。
カビは”湿度”・”温度”・”栄養分(エサ)”の3つの要素がそろった時に発生します。
カビを発生させる原因は”高湿度”と”高温”と”栄養分(エサ)”の3要素です。
具体的には室温が25~30℃、湿度65%以上でカビの原因菌の活動が活発になります。
そして、カビの餌となる栄養分とはホコリやゴミ、汚れです。
雨が多く窓を開けての換気がしにくい梅雨時期は、換気が悪くなりホコリもたまりやすく、カビにとってはエサが豊富にある絶好の環境と言ってもいいでしょう。
カビを放っておくと健康を害することも・・・
見た目にも気持ち悪いカビですが、放っておいてカビを吸い込むことでアレルギーや喘息など、健康を害する要因になる恐れもあります。
本格的な梅雨が来る前にしっかりと対策を取ることが肝心です。
何はともあれまずは換気。湿気を追い出しましょう。
良く晴れた日中は、少しでも湿気を追い出すために換気を行うようにしましょう。
その際、窓を1つだけ開けるのではなく、空気の通り道を作るために数か所の窓を開けるようにしましょう。押し入れやクローゼットの扉も一緒に開けておけば除湿効果はさらにアップします。
雨の多い梅雨時期の高湿度・高温対策。
湿度の高い日に窓を開けてしまうと、換気どころか逆にジメジメとした湿気が家の中に入ってきてしまいます。そんな時の強い味方はエアコンや除湿器です。
エアコンのドライ運転や除湿器を使えば高温対策にもなって一石二鳥です。
エアコンのフィルター掃除もお忘れなく。
エアコンのフィルターにホコリがたまりやすいのはご存知かと思います。
ホコリがたまりやすいという事は、先程も書きましたがカビのエサが溜まっているという事です。
そして、エアコンは部屋中に空気を吹き出すため、エアコンの内部が清潔でないと、ホコリだけではなくカビの胞子まで家じゅうにまき散らすことになってしまいます。
本格的な梅雨入り前や梅雨時期には高温・高湿度対策に大活躍するエアコンのフィルター掃除はカビ対策には欠かせません。フィルターはよく洗ってからしっかりと乾燥させましょう。
洗い終わって綺麗になったフィルターに、ホコリ取りフィルターを貼り付ければ次回からのフィルター掃除も簡単です。
空気中を浮遊している胞子を無くすことは出来ませんが、お部屋の湿度と温度を下げ、こまめなお掃除によってカビの発生を抑えましょう。