畳がカビてしまったら…畳のカビ対策と除去方法。
ここ最近は雨も多く、ジメジメして湿気も多く感じます。
こんなジメジメした時期は食品などにもカビが生えやすく、気が付いたらカビが・・・ということも。
そこで今回は畳にカビが生えてしまった場合の除去・掃除方法など対処方法をご紹介します。
注意していたけど畳にカビが生えてしまった・・・。
新しく入れ替えたばかりの畳や表替えしたばかりの畳にカビが生えてしまったら本当にショックですよね。
でもご安心下さい。適切に対処すればキレイさっぱりカビを除去出来て、
また元のように快適に畳の上でお過ごしいただけます。
まず初めにご紹介する方法は、畳を新しく入れ替える、
または表替えをする前にやっておくと良い方法です。
・畳を乾燥機にかける。
畳専用の乾燥機の中に畳を入れて、100度以上の熱風で畳を殺菌・乾燥させさせます。
カビ以外にもダニなどの害虫にも有効です。また薬品を使用しないので安心です。
・調湿シートを巻く
状態によっては熱風乾燥に適さない畳もあります。そんな場合には土台となる畳床(たたみどこ)と
表面の畳表(たたみおもて)の間に調湿シートを敷いて畳を作ってもらいましょう。
ではすでにお使いの畳にカビが生えてしまいお困りの場合についての対処方法をご紹介します。
・カビが軽度の場合
天気の良い日に窓を開け、風通しを良くして下さい。
畳の目に沿ってカビを掃除機で吸い取って下さい。
その後、乾拭きをして下さい。
掃除機はなるべくゆっくりかけて下さい。掃除機~乾拭きを3,4回繰り返して下さい。
・カビがひどい場合
まずは掃除機でカビを吸い取って下さい。
その後、消毒用エタノール(薬局で購入可)と水を7:3の割合で
希釈したモノを畳に吹きかけ、乾いた雑巾で拭き取ります。
拭き取った後、扇風機をかけて畳を乾燥させます。
必ず窓を開け換気をしてから行って下さい。
以上の方法で畳に生えてしまったカビは除去できますが、
やはり日頃のお手入れに少しだけ気を付けていただく事でカビをはやさない事が一番です。
・定期的・こまめに掃除機をかける。
・布団・絨毯を敷きっぱなしにしない。
・畳の部屋で洗濯物の部屋干しをしない
・風通しを良くする
窓を開けてもどよ~んとして風が通らない場合は、人がいなくても扇風機をかけて
風の流れを作るのも効果的です。一度お試しください。
畳の上で快適にお過ごしいただく日頃のお手入れ方法は、カビに限らず、
ダニなどの害虫を寄せ付けないアレルギー対策にもなりますので是非実践してみて下さい。
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