今年も残り2か月を切りました。面倒な大掃除、今から少しずつ片付けて年末はゆっくり過ごしましょう。紙をやぶらずに障子をお掃除す方法。障子のお掃除のやり方を解説します。
早いもので今年も残すところ2か月を切ってしまいました。
毎年、切羽詰まった時期になってバタバタと家族総出で行う大掃除。今の時期から少しずつ片付けて行けば、慌てる事なくゆったりとした気持ちで年末、新年を迎えることが出来ます。
今回は、和室の中でも繊細でお掃除に気を使う障子のお掃除方法をご紹介します。
桟(さん)にたまったホコリを取る方法
障子の桟はホコリがたまりやすい場所ですが、お掃除の仕方を間違ってしまうと障子紙に穴を開けてしまう恐れがありますので注意が必要です。
用意するものは柔らかい素材でできた「はたき」や「ハンディモップ」がお勧めです。
和室の減少と共に近頃「はたき」をあまり見かけなくなった気がしますが、どちらも100均で購入することが出来ますので、障子のお掃除をする際にはあると便利です。
柔らかい素材の「刷毛」も桟の角など細かい箇所をお掃除する時にあると便利です。
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ホコリは上から下に落としましょう。
はたきやモップを使って桟や障子紙にたまったホコリを落としましょう。その際、上部から下部に向かってホコリを落としましょう。あまり強くはたきすぎると穴が開いてしまうので注意しましょう。
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取りにくい箇所は竹串や爪楊枝で
はたきやモップでは取り切れず、桟の角に残ってしまったホコリは爪楊枝や竹串を使ってかき出しましょう。この時も障子紙を突いてしまわないように注意しましょう。
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下に落ちたホコリはしっかりと吸い取りましょう。
はたきやモップ、爪楊枝を使って下に落ちたホコリは掃除機でしっかりと吸い取りましょう。敷居に落ちたホコリをそのままにしておくと、障子のすべりが悪くなる原因になってしまいます。
桟や紙部分のホコリ取りに掃除機は危険
桟や紙部分にたまったホコリを掃除機で吸い取ることももちろん出来ますが、紙を破いてしまう危険がありますので、やはりはたきやモップなど柔らかい素材の物がお勧めです。
紙部分の黄ばみは落ちる?
漂白剤を水で薄めたものや、大根のしぼり汁をスプレーすると障子紙の黄ばみが落ちる。といった情報を見かけますが、かえってまだら模様になってしまう恐れがありますので、障子のお掃除はホコリを落とす程度にしておいた方が良いかと思います。
黄ばみが気になったら張り替えが一番です。
障子の黄ばみは日焼けによることがほとんどです。紙は黄ばみと共に劣化していきますので、紙部分の黄ばみが気になるようでしたら張り替えを検討しましょう。