DIYでふすまの張替えは難しい?ふすまの張替え施工例。新鳥の子「景勝№121」を使用してふすまの張替えをしました。
最近はホームセンターに行けばDIY用のふすま紙が売っており、ご自身でふすまの張替えを行うご家庭も増えてきているのではないでしょうか?
ホームセンターで購入できるふすま張替え用のふすま紙にはいくつか種類があります。
アイロンで貼るふすま紙
ふすま紙の裏に熱で溶ける糊が付いているアイロンの熱を利用して貼るタイプのものです。張替え初心者向けと書いてありますが一人で張替えをするにはなかなか難しいです。
糊を水で戻して貼るふすま紙
ふすま紙の裏に付いている糊を水で戻してから張り付けるタイプのものがあります。ふすま紙は貼り終えてから乾燥するまでの間に縮みますので、その縮みを見越して貼る必要があります。
このタイプもアイロンで貼るタイプ同様に上手に貼るには経験とテクニックが必要なためなかなか難しいと思います。
ルノン景勝№121で張替え
この度ふすま張替えのご依頼をいただいたお客様のふすまはDIYで張り替えをしたふすまでした。
アイロンで貼るタイプのふすま紙で張り替えたそうですが、やはりDIYでのふすまの張替えは難しかったよいうで、あちらこちらに空気が入ってしまっています。
またDIY用のふすま紙は、紙全面に糊が付いているため、古い紙をはがすのにも一苦労です。古い紙をはがさずに上から新しい紙を張るとはがれてきてしまう事もあるので、古い紙はきれいにはがさなければなりません。
全面に糊が付いているふすま紙は、はがすときに下地のベニヤ板を痛めてしまう恐れがあるため、使い捨てでない限り、しっかりした貼り方をしてくれるお店にご依頼することをお勧めします。