これを読めばもう迷わない!訳あって畳を上げたけど敷き方がわからないという方必読。畳の裏に書かれている文字の読み方から畳の敷き方まで写真多めで徹底解説!

前回、四畳半の敷き方のブログを書いていましたら、

タイミングよく新築の四畳半のお仕事が出ました。

しかもこれまたタイミングよく半畳が真ん中にくる敷き方でした。

なので今回は、畳を敷くべき場所を表している畳の裏側の文字の見かたと

畳の敷き方を写真多めで詳しく書いてみようと思います。

前回のブログはこちら→こちら

半畳が真ん中にくる四畳半

今回の現場は完成図面に敷き方の支持がありましたので、

その指示通りに畳を敷くべく採寸をしました。

切腹の間と言われている敷き方ではない、半畳が真ん中にくる四畳半です。

畳を敷く場所はこんな感じです。南側から見た様子です。

小上がりになっていて、畳の下は収納になっています。

最近このような小上がりの畳スペース人気がありますね♪

畳を敷く四辺を東西南北に振り分けて畳を敷くべき場所を決めます。

畳屋さんによっては東西南北を四隅に振り分けている方もいます。

今回は小上がりの上り口が南側です。

畳を敷いていきます

畳の裏側にこの畳はこの場所に敷くように!と

場所を表すシールが貼ってあります。マジックで大きく書いてある畳屋さんも

いらっしゃいますが、当店ではシールにしています。

特にどちらが良いとか悪いとかはありませんので気にしないで下さい。

このシールには四畳半南西とかいてあります。

小上がりの上り口の方向が南なので、

縁の付いている畳の長い方が南にきて、

縁の付いていない畳の短い方が西にくるように敷きます。

続いて次のシールには四畳半北東と書かれています。

縁の付いている畳の長手側が北、

縁の付いていない短手側が東にくるように畳を敷きます。

場所を間違わないように敷きます

次のシールには四畳半西北と書かれていますので

畳の長い方が西、短い方が北。

そして次のシールには四畳半東南と書かれていますので、

畳の長い方が東、短い方が南にくるように敷いたら

段々と形になってきました!敷き込み完了までもう少しです。

最後の半畳には四畳半中と書かれたシールが貼られています。

半畳を真ん中に敷き込んだらバッチリ隙間のない

四畳半の小上がり畳スペースが完成しました!

寸法取りが肝心

敷く場所を間違えてしまうと隙間が出来たり入らない事もあります。

敷き間違い以前に、採寸が間違っていると作り直しをしないといけませんので、

採寸には細心の注意が必要です。

訳あって畳を上げたけど元通りに敷けず困っていた方は

これを読んで試してみて下さい。