冬なら畳の上にカーペットなどの敷物を敷いても大丈夫?ホットカーペットにこたつ布団、冬の間敷きっぱなしにしている方は要注意!肝心なのはコマメなお掃除。

11月も後半に入り、ここ最近でグッと冷え込んできました。

それでもこれが例年並みの冷え込みらしいです。

地域によってはずいぶん前から使っているかもしれませんが、

そろそろ暖房器具が不可欠な季節になってきました。

冬の和室に欠かせないものと言えばこたつが定番ですが、

ホットカーペットを使っているご家庭も多いかと思います。

畳の上には絨毯やカーペットはなるべく敷かない方が良いのですが、

ホットカーペットやこたつはどうなんでしょうか?

暖房器具を使わずに毛布にくるまって過ごすわけにもいきません。

畳の上にカーペットなどを敷いてしまうと、通気性が悪くなり

ダニやカビが心配・・・という方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回は、畳にホットカーペットなどを敷いても大丈夫?

をテーマに書いてみたいと思います。

畳にホットカーペットを敷いても大丈夫?

畳の表面をおおっている自然素材の藺草(いぐさ)は、スポンジ構造になっており

湿気を吸ったり吐いたりする調湿効果に優れています。

畳の上にカーペットなどの敷物を敷いてしまうと、

通気性が悪くなり調湿効果が発揮されずフタをしてしまう事になります。

また、畳と敷物の間にホコリがたまりやすくなってしまいます。

ダニやカビは高温多湿を好むため、一年じゅう敷物を敷きっぱなし、

特に湿度の高い夏場に畳の上にカーペットなど敷くという環境はお勧め出来ません。

ですが、ホットカーペットやこたつなどの季節性の敷物でしたら、

冬場は乾燥していますし問題はありません。でも条件があります・・・。

コマメなお掃除が不可欠!

冬場は乾燥しているので畳の上にホットカーペットなどを敷いても大丈夫!と

書きましたが、必ずやって欲しいことがあります。

それは「コマメなお掃除です!」

畳とホットカーペットの間、畳とこたつ布団の間にはホコリがたまりやすくなっており、

敷きっぱなしの状態は衛生上よろしくありません。

また最近の住宅は気密性が高く、冬場の暖房機器の仕様で結露が発生することもあります。

そのような環境下で畳の上にホットカーペットやこたつ布団を敷きっぱなしにしていると、

たとえ冬だと言っても畳にカビが生えてしまう事もあります。

なので、畳の上にホットカーペットやこたつ布団を敷く場合は

コマメなお掃除を心掛けて下さい。

冬場でも時々窓を開けて風を通しましょう!

冬場は窓を閉め切った状態が長く続きますので、

どうしても部屋にホコリがたまりがちです。

気持ちよく晴れた日には、窓を開けて風通しを良くして下さい。

お掃除ついでにホットカーペットやこたつ布団を

時々干してあげることも良いかもしれません。

こたつに入ってテレビを観ながらミカンを食べる。

こたつに入ったままうとうとしてしまう。

畳とこたつは相性が良く、日本の冬!という感じがして良いもんですよね!

コマメなお掃除を心掛けて快適にお過ごしください♪