静岡市駿河区丸子で障子の張り替えを施工しました。新しい障子に張り替えるとお部屋が明るくなるだけではなく、障子本来の機能も復活します。障子の張り替えに適した時期やタイミングを知って、衛生的で健康的な毎日を過ごしましょう。

障子の張り替えに適した時期やタイミングをご存知でしょうか?

少し黄ばんできた気はするけど破けていない、小さな穴が開いているけど張り替えるのが面倒など、年数は経っているけどまだ使えるし大丈夫!と、障子の張り替えを先延ばしにしている方も多いのではないでしょうか?

障子を張り替えるとお部屋が明るくなりますし、障子紙が湿気を吸ったり吐いたりとお部屋の調湿にも一役買ってくれています。そんな障子本来の機能を回復させるためにも定期的な張り替えをおススメしています。

今回は、障子の張り替えに適した時期やタイミングを解説させていただきます。

経年劣化で今にも破れそうな障子

障子の張り替えに適したタイミング

障子は3,4年に1度張り替えましょう

障子は経年劣化で耐久性が下がり破れやすくなります。劣化した障子はちょっとした衝撃で破れてしまいます。日の当たる具合によって差は出てきますが、一般的な障子紙の寿命は4、5年と言われています。

障子に穴が開いてしまった

小さい穴でしたら補修シールや小さくかたどった障子紙で補修できます。小さい穴をそのままにしておくと、何かのタイミングで大きく広がり破れてしまう事もあります。

補修跡が目立ってしまう、客間なので補修跡を見られたくないといった場合には張り替えをお勧めします。

障子が黄ばんできた

黄ばみの大きな原因は紫外線による経年劣化です。紫外線で黄ばんでしまった障子は、ちょっとした衝撃で破れやすくなっているので、なるべく早いタイミングでの張り替えをお勧めします。

カビやシミによる汚れ

障子は湿気を吸ったり吐いたりしているため、風通しの悪い部屋など換気が不十分な場合にカビが生えてしまう事があります。そのまま放置しておくと広範囲に広がってしまい、衛生的・健康面にもよくありません。

障子にカビが生えているのを発見したら早めの張り替えをお勧めします。

ホコリを洗い流し、キレイに拭き上げます。

 

障子の張り替えに適した時期は?

障子の張り替えに適した時期・季節は意外かもしれませんが梅雨や雨の日など、湿度が高い時期だと言われています。

障子の張り替えを湿度が高い梅雨や雨の日に行うことで、障子紙が適度に湿気を吸ってピン!と伸びるためシワになりにくく張りやすいといった理由からです。

DIYで障子の張り替えをされる場合には注意が必要です。

新しい障子紙に張り替えるには、古い障子紙をはがさなければなりません。その際、古い障子紙を湿らせます。そして、桟(さん)のホコリなどをキレイに落とすために木枠を洗います。

梅雨や雨の日の障子張りは紙が貼りやすいのは良いのですが、木枠が乾燥しにくいといったマイナス面もあります。

木枠が完全に乾燥した状態で新しい障子紙を貼らないと、木枠から灰汁(あく)が出てシミになってしまったり、新しく張った障子紙がはがれてしまいます。

ご自身で張り替えをする場合には木枠が乾燥しやすい良く晴れた日に行った方がいいかもしれません。

障子を張り替えると電球を変えたかのようにお部屋が明るくなります。

破れや衝撃に強いプラスチックの障子紙

障子紙にも色々と種類があります。一般的な和紙、破れや衝撃に強いプラスチック障子紙など、お部屋の使用用途によってお選びいただけます。

家の中でペットを飼っている、小さいお子さんがいて穴を開けてしまうなど、そういった場合には耐久性が高く破れや衝撃に強いプラスチック障子紙がお勧めです。