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畳は水分吸収率が高く、その量は1畳あたり約500ccと言われています。6畳間であれば約3ℓもの水分を吸収する計算になります。
しかし梅雨や夏場のように湿度の高い日が続くと、許容量を超えてしまい畳からカビが発生してしまうことがあります。
一昔前までは1年に1,2回、畳を外に出して日光浴をさせる「畳干し(たたみぼし)」をどのご家庭でも行っていました。その「畳干し」を行う事によって、畳に溜まった湿気やホコリを取り除くことが出来ていました。
しかし今では畳を干す場所の問題など、昔とは色々と事情が変わり「畳干し」をする光景を見る事はめったにありません。
そんな畳干しをせず長期間放置された畳は、水分とホコリを含んでいるため衛生的にも良くありません。そんなこと言われても畳を干す場所もないし、畳は重そうだしどうすれば良いの?
宮原畳店には畳専用の加熱乾燥機があります。
実際に畳干しをしようとしても、畳を干す場所の問題やご近所の目もあって躊躇してしまうと思います。また、昔ながらの藁から作られた畳は30キロ前後あるため、ぎっくり腰など身体を悪くしてしまう恐れがあります。
畳をはがして運搬する作業はもちろん当店が行いますのでご安心ください。
畳専用の加熱乾燥機とは?加熱乾燥機の特徴
高温で殺菌します。
90度で約2時間、畳を加熱処理します。一般的なダニは60度以上が30分続くと死滅すると言われています。畳の加熱乾燥は湿気対策だけではなく、ダニやカビ対策にも有効です。
薬品を一切使用しません。
高温で畳を加熱することで殺菌処理を行っています。薬品は一切使用していませんので加熱処理した畳は安心してお使いいただけます。
畳本来の機能が回復します。
畳の加熱乾燥は、長い年月をかけ畳が吸い込んだ水分を熱処理により乾燥させます。畳にはもともと湿度を調整する機能があり、畳を乾燥させることにより、その調湿作用を回復させます。
畳の加熱乾燥はこんなケースにおススメ。
部屋の風通しが悪い
風通しの悪いお部屋は湿気がこもりがちです。畳加熱乾燥機でカラッとさせましょう。
畳がカビ臭い
1階のお部屋は地面からの湿気もあるため、2階に比べて湿気がこもりがちです。畳加熱乾燥機でカラッとさせましょう。
長い間畳替えをしていない
畳加熱乾燥機は畳の表替えなどと同時に行う事をお勧めします。
畳の上に絨毯などをしいている
長期間、絨毯などの下になっていた畳は大量のホコリを吸い込んでいます。また換気も悪いためダニなどの心配もあります。畳加熱乾燥機でカラッとさせれば虫の心配もありません。
その他にも、室内でペットを飼われていたり、小さいお子さんがいてダニやカビが心配といった場合にも、畳の加熱乾燥をした畳にはダニやカビがいなくなるため安心してお使いいただけます。