畳のお手入れは難しい!?ちょっとしたことに気を付けていただければ畳のお手入れはそれほど難しいことはありません。日常のお手入れ方法をこまめに行うことで快適にお過ごしいただけます。
畳はフローリングに比べてお掃除やお手入れが大変だと思われがちですが、普段からちょっとしたことに気を付けていただければ、決してそんなことはありません。
これから大掃除の時期でもありますが、畳は日頃のお手入れ方法をこまめに繰り返してもらえば大袈裟な事をしなくても大丈夫です。
日頃の畳のお手入れ方法
畳の表面に使われている藺草(いぐさ)は自然素材ですので、間違ったお手入れをしてしまうと傷がついてしまったり、シミが出来てしまう事もありますので注意が必要です。
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畳の目に沿ってお掃除をしましょう。
箒でお掃除をする場合でも、掃除機でお掃除をする場合でも畳のお掃除は畳の目に沿ってお掃除をしましょう。畳の目に逆らってお掃除をすると、藺草の表面を傷めてしまうばかりではなく、ちょっとした隙間にホコリやゴミが詰まってしまいます。畳のお掃除は必ず畳の目に沿って行うようにしましょう。
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ゆっくり動かすのがコツです。
掃除機を使って畳のお掃除をする方が多いと思いますが、畳に掃除機をかける時は畳1枚に対して60秒ほどかけるようにゆっくりと丁寧に行いましょう。
掃除機を何往復もなせるのではなく、畳の目に詰まったほこりなどをゆっくりと吸い取るイメージで掃除機を動かして下さい。
畳のお掃除でやってはいけない事
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ロボット掃除機
自動でお掃除をしてくれるロボット掃除機はとても便利なのですが、畳の目に沿って動いてくれないため、畳掃除には不向きです。
畳のお掃除は畳の目に沿って行うことが基本ですので、ランダムに動くロボット掃除機を使用すると畳の表面が傷むのを速めてしまいます。
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水拭きはさけましょう
畳は水分が嫌いです。掃除機や箒をかけた後に畳を拭く場合には必ず乾拭きでお願いします。掃除機や乾拭きでは落ちない汚れが付いている場合には、脱水機にかけたくらいに固く絞ったもので拭くようにして下さい。
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薬品が付いたもので拭かない
畳の表面を拭く場合には薬品が染み込んだものは避けましょう。シミや変色の原因になってしまいますので、畳を拭く場合には乾拭きでお願いします。
乾拭きでは落ちない汚れが付いている場合には、脱水機にかけたくらいに固く絞ったもので拭くようにして下さい。
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ゴシゴシとこすらない
掃除機や拭き掃除をする場合、畳に強く押し付けてごしごしこすると畳が傷むばかりではなく、光ってしまう言葉ありますので、畳のお掃除はゆっくりと優しく行って下さい。
普段の畳のお掃除は畳の目に沿ってゆっくりと行うことに気を付けていただければそれほど難しいことはありません。日頃からこまめにお掃除していただくことで快適にお使いいただくことが出来ます。