5日で5000枚の約束
災害が起きた時、被災された方々は体育館など冷たく硬い床に段ボールを敷き、その上で何日も過ごさなければなりません。
そのような有事の際に、避難所に畳をお届けしようという「5日で5000枚の約束」という全国の畳店からなる災害援助プロジェクトに宮原畳店は加盟しております。
災害発生時、プロジェクトに加盟している畳店は新しい畳を作り、避難所へ届けます。
1店で作れる畳の数は少なくても、全国の加盟店が力を合わせ災害が起きてから5日で5000枚の畳を避難所にお届けします。
4月に起きた熊本地震では6000枚以上の畳を避難所にお届けし、被災された方々に大変喜んでいただけました。
ただ闇雲に畳を届けるのではなく事前に自治体と協定を結んでおくことが重要です。
そして2016年8月18日に田辺静岡市長・プロジェクト発起人出席のもとプロジェクに加盟している畳店5名と共に静岡市との調印式に出席してきました。
田辺市長からは
「避難所という制約が多くなる空間に皆さんの気持ちがこもった畳。日常に少しでも近づけるというのは大変ありがたいことです。」という言葉をいただきました。災害は起きないに越したことはありませんが、備えだけは充分にしたいものです。