畳に愛犬がおしっこをしちゃった…。畳のプロが教える犬が畳に粗相をしてしまった時の対処法とシミの取り方。

前回のブログでは、わんちゃんが畳に穴を掘ってしまう、

ホジホジしてしまった時の対処法を紹介させていただきました。

そして今回も引き続き、畳敷きでもワンちゃんと仲良く快適に

過ごしていただけるように、お困りごとの第2弾としまして、

わんちゃんが畳におしっこをしてしまった時の対処法

書かせていただきます。

わんちゃんが畳におしっこをしてしまった時に

困ってしまうのは畳にシミや臭いが残ってしまう事。

早めに気が付いて対処してもらうのが肝心なのですが、

シミが出来てしまったら何を使ってシミを取ればいいのか?

臭いが残って何度も畳におしっこをしてしまわないように、

臭いを軽減させるにはどうしたら良いのかをご紹介します。

・まずは慌てず尿を吸い取る

畳におしっこをしてしまったのを発見したら、

わんちゃんを叱るよりも先に、まずはおしっこを拭き取りましょう。

拭き取ると言っても雑巾がけのようにゴシゴシこするのではなく、

ティッシュペーパーやキッチンペーパーなどで上からポンポンと

優しく叩くように吸い取ります。

早めに気が付いて拭き取れば、うっすらと畳にシミができる程度でしょう。

畳表に機械油を垂らして実験してみました。

・畳のシミを取り除く方法

うっすらとシミが出来てしまった部分に、焼きミョウバンをすり込みます。

塩や小麦粉、ベビーパウダーでも良いのですが、

お勧めは焼きミョウバンです。

焼きミョウバン・・・あまり聞きなれないかもしれませんが、

ナスのお漬物の変色を防ぐためなど、料理に使われるモノです。

しばらく時間を置き、焼きミョウバンに尿を吸い取らせた後、

掃除機で焼きミョウバンを吸い取ります。

早めに対処してもらえれば、たったこれだけでシミを取り除くことが出来ます。

うっすらとシミが残ってしまいました。

・それでもシミが残ってしまった…

焼きミョウバンを使ってもシミが残ってしまった場合ですが、

お湯を染み込ませた雑巾で、シミの部分を

ポンポンと叩いてから扇風機などで乾燥させる。

それを何度か繰り返す方法もありますが、

お湯で畳が変色してしまうおそれがありますので

やりすぎにご注意ください。

シミの部分に焼きミョウバンをすり込む

畳はこすりすぎると、こすった部分がテカテカと光ってしまうので

雑巾を使う時は決してゴシゴシこすらず優しくポンポンと叩くようにして下さい。

しばらく経ってから焼きミョウバンを吸い取った後です。綺麗にシミが取れました。

畳におしっこをしてしまっても、それも含めて可愛いなぁ♪と

思える余裕があれば良いのですが…やっぱりショックですよね。

繰り返しになりますが、発見したらなるべく早めに対処して下さい。

また、焼きミョウバンを使ったシミを取る方法は、

ペットの尿に限らず、他の液体系のシミにも使えますので、

お試しください。

畳には水分を吸収する働きがありますので、

時間が経てば経つほど濃いシミの跡が残りやすくなります。

次回は臭いを取り除く方法をご紹介させていただきます。

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