縁の付いていない畳が琉球畳?縁の付いている琉球畳もある?「どうして琉球畳には縁が付いていないの?」というご質問をいただきました。本当の琉球畳とは。。。

先日、藤枝市瀬戸新屋のお客様の古くなった畳を、縁付きの新しい畳に入れ替えさせていただきました。新しい畳に入れ替えるにあたり、今までと少し雰囲気を変えたい気持ちもあったようで、縁なし畳にしようか今まで通りの縁付き畳にしようか迷っていました。

そこでこんなご質問をいただきました。「琉球畳はどうして縁が付いてないの?」

「琉球畳はどうして縁が付いてないの?」

今では縁の付いていない正方形の畳が一般的に琉球畳と呼ばれています。

そこで本来の琉球畳とはこのような物で・・・と説明させていただきました。

詳しいことはこちらを読んで見て下さい。↓

琉球畳の本当の意味を知って良かった。

本当の琉球畳とはどういったものなのか。

縁が付いている琉球畳も存在すること。

本当の琉球畳をご希望される場合、1年近くお待ち頂く必要があること。

一昔前は縁の付いている畳の方が高価で身分の高い人しか使えなかったこと。

今は機能性よりもデザイン性が重要視されて樹脂や機械すき和紙を使った縁なし畳が採用されることが多い事などをご説明させていただきました。

お客様は「本当の琉球畳の意味がわかって聞いてよかった。ちゃんと意味を理解したうえで選びたかった」と納得され、今回は今まで通りの縁の付いた畳をお選びになりました。

縁側があって日当りの良い和室。しかも荷物が一つも置いていない十畳間は、広々として新しい畳の優しい香りが気持ち良いお部屋に生まれ変わりました。