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畳替えをするきっかけやタイミングは皆さん様々ですが、今の時期なら綺麗な畳で新年を迎えたいからという理由が一番多いのではないでしょうか?
お客様それぞれの生活環境により畳の傷み具合はご家庭ごとに違います。季節の行事や家庭の行事に
合わせて畳替えをされる方も多くいらっしゃいます。
春は新生活のスタートに合わせて、夏はお盆や夏休みの帰省、秋はお彼岸や気候が安定しているという理由から、冬は新年を気持ちよく迎えるためなど、緊急性を要していなければ、梅雨などの雨の日以外でしたら「畳替えをしたい!」そう思った時がベストのタイミングです。
使っていなかった2階の和室の畳替え
今回畳替えをご依頼いただいたお客様は、今まではご高齢のご夫婦だけの二人暮らしで、2階にある和室はほとんど使っておらず、40年以上手つかずの状態でした。
年明けからお孫さんが一緒に暮らすようになり、空いている2階の和室を生活スペースに使ってもらおうと思い、畳替えのご依頼をいただきました。
40年分のホコリや湿気を吸い込んだ畳の入れ替え
40年以上手つかずということで、畳表(たたみおもて:畳の表面のゴザ部分)はすり切れ、畳床(たたみどこ:畳の芯材・土台部分)が見えてしまっており、40年分のホコリや湿気を吸い込んだ畳は衛生的にもあまり良い状態とは言えず、新しい畳への入れ替えをご希望されていました。
新しい畳への入れ替え手順
新しい畳に入れ替える場合には、まずお部屋の寸法を測らせていただきます。
そして新しい畳が出来上がったら既存の畳と入れ替えるので、畳がない状態が何日も続いてしまう事はありませんのでご安心下さい。
既存の畳を引き上げ、業務用の掃除機で畳の下に溜ったホコリなどを吸い取ってから新しい畳を敷き込み完了です。見違えたお部屋に大変喜んでいただきました。
定期的な畳替えは畳を長持ちさせるだけではなく、家の定期点検にもなり結果、家も長持ちさせ衛生的にも良い状態を保つことが出来ます。