畳にはアロマ・森林浴効果やリラックス効果、お部屋の調湿作用、断熱効果に殺菌作用など、素晴らしい機能が備わっています。畳の表替えと一緒に加熱乾燥を行えば畳本来の機能がWで復活、畳とあわせて障子やふすまの張り替えで快適で気持ちよくお過ごしいただけます。

畳の部屋に入るとなんだかホッとするような、気持が落ち着く感じがします。

それは畳の表面に使用される自然素材の「い草」で織られた畳表(たたみおもて)の特性でもあります。

施工前の畳

自然素材の「い草」の特性

自然素材の「い草」で織られた畳表の爽やかな香りにはアロマ・森林浴効果があり、「い草」に含まれる芳香成分には殺菌作用のほかにリラックス効果があります。

新しい畳の青々とした色、経年変化による落ち着いた飴色は見た目にも優しく心を落ち着かせてくれます。

畳表だけではなく畳床(たたみどこ)と呼ばれる藁を何層にも重ねた畳の芯材・土台部分にも様々な効果があります。

藁床(わらどこ)の特性

稲わらを縦、横に約40cm、5~6層に配したものを5cmほどに圧縮して縫い上げられた藁床(わらどこ:畳の土台部分)は、お部屋の湿度調整に優れています。

また断熱効果にも優れ、稲わらという自然素材独特のクッション性があり、気持ちの良い踏み心地です。

表替えと加熱乾燥で畳本来の機能が復活した畳

表替えと加熱乾燥で畳本来の機能が復活

畳にはアロマ効果やリラックス効果、お部屋の湿度を調整する効果など、様々な素晴らしい効果がありますが、年数が経つにつれその効果は低下してしまいます。

新しい畳表に交換する表替えだけでもアロマ・森林浴効果やリラックス効果、調湿効果など多くの効果はありますが、現在ご使用中の畳床(たたみどこ:畳の土台部分)が稲わらから作られた藁床(わらどこ)でしたら、加熱乾燥を施すことによって藁床本来の機能も復活して、「い草」の畳表と「藁床」の畳床を組み合わせた畳本来の機能がダブルで復活して快適に気持ちよくお過ごしいただける事でしょう。

加熱乾燥についての記事はこちら→こちら

障子やふすまも張り替えたら快適で気持ちが良い

張り替え前のふすま

畳のお部屋には障子やふすまがある事が多いと思います。

障子やふすまも経年劣化で穴が開いてしまったり、破けてしまいます。

畳屋なのに障子やふすまの張り替えもやっているの?と思われるかもしれませんが、畳替えをしたら障子やふすまの劣化が気になるようになったと言われるお客様が多くいらっしゃることから、今では畳屋でも障子やふすまの張り替えを取り扱っているお店が増えています。

当店でももちろん承っておりますので、畳替えの際に障子やふすまも張り替えれば、お部屋全体が明るくなり快適で気持ち良くお過ごしいただけます。

ふすまを張り替えるとお部屋が明るくなります