誰にでも簡単にできるカビ対策。カビの発生要因とカビを発生させない対策方法をご紹介します。

先日、近畿・東海地方にも平年より早い梅雨入りが発表されました。

これから7月後半の梅雨明けまでの一か月近くは雨の日が多くなりジメジメとした日が続きます。

そして梅雨の時期のお悩みの代表格と言えば「カビ」ではないでしょうか?

このジメジメとした梅雨を少しでも快適に過ごすことが出来るかは今のうちからどれだけカビ対策を取るかにかかっていると言えます。

では具体的にどのようにしてカビに対して対策を取ればいいのでしょうか?

カビはどのようにして発生するのか

カビ対策の前にそもそも「カビ」はどのようにして発生するのかをご説明します。

カビを発生させる3要素

カビを発生させる原因は”高湿度”と”高温”と”栄養分(エサ)”の3要素です。

具体的には湿度65%以上、室温25~30℃が最もカビの原因菌の活動が活発になり、カビが発生しやすい条件です。そしてカビの餌となる栄養分とはホコリやゴミ、汚れです。

雨が多く窓を開けての換気がしにくい梅雨の時期は、換気が悪くなりホコリもたまりやすくなりカビにとってはエサが豊富にある絶好の環境と言ってもいいでしょう。

カビが発生しやすいこの時期は換気と合わせてこまめなお掃除も大事になってきます。

湿気を追い出しましょう。

良く晴れた日中は、少しでも湿気を追い出すために換気を行うようにしましょう。その際、窓を1つだけ開けるのではなく、空気の通り道を作るために数か所の窓を開けるようにしましょう。押し入れやクローゼットの扉も一緒に開けておけば除湿効果はさらにアップします。

梅雨時期の高湿度・高温対策。

換気が大事といっても湿度の高い日に窓を開けてしまうと、換気どころか逆にジメジメとした湿気が家の中に入ってきてしまいます。そんな時の強い味方はエアコンや除湿器の家電製品です。エアコンのドライ運転や除湿器を使えば高温対策にもなって一石二鳥です。

近頃は電気代が高くなり、なるべく電気を使いたくない気持ちになってしまいますが、高温でジメジメした環境はカビ対策だけではなく熱中症対策にもなります。

エアコンのフィルター掃除もお忘れなく。

エアコンをフル活用する前にフィルターのお掃除も欠かせません。

エアコンは部屋中に空気を吹き出すため、エアコンの内部が清潔でないとホコリだけではなくカビの胞子まで家じゅうにまき散らすことになってしまいます。

カビを放っておくと健康を害することも・・・

以上のようにもっとも簡単なカビ対策はこまめなお掃除と換気です。

カビを放っておくとアレルギーや喘息など健康を害する要因にもなりますので、この時期からっしかりと対策を取ることが肝心です。