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ここのところ気温も湿度も高くなり、網戸の張り替え・網戸の新調のご依頼が増えています。
窓を開けて新鮮な空気を取り込みたいのに、網戸がやぶれていたり隙間があいていたら、そこから室内に虫が侵入してしまい網戸本来の役目を発揮できません。
もしも網戸が破れていたら張り替えればいいのですが、隙間があいている場合にはどう対処すればいいのでしょうか?今回は網戸の隙間の対処方法をご紹介します。
網戸に隙間ができる理由
長い間使っていると網戸とサッシの枠に隙間が出来てしまい、そこから虫が入ってきて困ってしまいます。どうして隙間が出来てしまうのでしょか?
人や物がぶつかった
網戸を閉めていることに気が付かず人やペットが網戸に衝突してしまった・・・。長い間使っているとそんなこともあるかと思います。
人やペットが網戸に衝突。その衝撃で網戸が歪んでしまうことがあります。
強い力での開け閉め
網戸は小さいサイズのモノなら縦方向と横方向の4本、掃出しサイズのような大きなサイズなら真ん中に1本足して5本のアルミ材をネジで止めて組み立ててできています。なのでそれほど頑丈ではありません。あまり強い力で開け閉めを繰り返していると次第に歪みが出てきてしまいます。
ネジがゆるんでいる
上記のように網戸は4本、5本のアルミ材をネジ止めて作られています。使っているうちにそのネジがゆるんでガタつきが出てくることもあります。
隙間ができる、動きが悪いと思ったらネジの締まり具合を確認してみてください。
その他
その他にも、地震や台風の影響で家そのものが傾いてしまっているため、網戸の動きが悪くなったり、隙間が出来てしまう事があります。
網戸の調整方法
網戸本体が歪んでしまっている場合は、新品に入れ替えることをお勧めしますが、戸車の調整で隙間がなくなることもるので紹介します。
戸車の高さを調整する
網戸には下部の左右に戸車が付いています。その戸車がネジで止めるタイプのモノであればドライバーで簡単に高さを調整できるため隙間をなくすことが出来るかもしれません。
ネジを右に回せば戸車が高くなり、逆に左に回せば戸車が低くなります。戸車は左右に付いているので隙間がなくなるように調整しましょう。
戸車が劣化して壊れてしまっていることもあるかもしれません。ネジで取り付けるタイプとカチッとはめ込むタイプの2種類ありますので、今付いているタイプと同じものを選ぶようにしましょう。
モヘアの交換
網戸の歪みとは違いますが、網戸と窓に隙間が出来てしまい虫が侵入してくることもあります。
網戸には室内側にモヘアというフサフサした毛のようなものが付いています。モヘアは網戸と窓の隙間をふさぐ役目をしています。窓とのこすれや経年劣化で徐々に無くなってきてしまいます。
モヘアの毛が短い場合や無くなってしまっている場合には、網戸の張替えの際に一緒に交換してもらいましょう。