目次
静岡市駿河区みずほにお住いの客様の畳を新畳に入れ替えました。
築45年程になるお宅とのことでしたが、今まで一度も畳替えをされたことがなく、畳の土台部分である畳床(たたみどこ)のヘタリと、かなりの凸凹が見受けられましたので、新畳への入れ替えをお選びになられました。
藁床はお部屋の湿度を一定に保つ吸放出性に優れ、適度なクッション性があり耐久性にも優れています。定期的なメンテナンス(畳替え)で凸凹などの補修を行えば更に長く使用することが出来ますので、定期的な畳替えをお勧めします。
畳の土台部分である畳床(たたみどこ)には、稲わらから作られた昔ながらの藁床(わらどこ)と、インシュレーションボードなどから作られる建材床(けんざいどこ)がありますが、今回のお客様の畳には藁床が使用されていました。
新しい畳へ入れ替える手順。
新畳へ入れ替える場合、まずは既存の畳を撤去します。
そして畳の下やタンスの裏にたまったホコリやゴミを業務用の掃除機を使って吸い取っていきます。
お客様はタンスの移動を心配されていましたが、タンスの移動も当店が行いますのでお任せ下さい。また、家庭用の掃除機ではホコリが詰まって掃除機が故障してしまう事もありますので、畳撤去後のお掃除もお任せ下さい。
キッチリお掃除が済んだら畳を敷き込んでいきます。
畳の敷き込みが完了したらタンスを元の位置に戻して全て完了です。
熊本県産の畳表(たたみおもて)にはQRコードが織込まれています。
熊本県産の畳表には、外国産の畳表との区別や産地の偽装防止を目的としてQRコードが織込まれています。
QRコードで何がわかるの?
スマホなどでQRコードを読み込み、タグに書かれている生産者の名前や番号を入力すると様々な情報を見ることが出来る仕組みになっています。
生産者の顔はもちろん、こだわりや受賞歴作っている藺草の品種や農薬記録も知ることが出来ます。