安定した人気のある目積表の縁なし畳。自然派志向の方や畳はやっぱりい草じゃなきゃ!という方にピッタリの自然素材です。

樹脂製や機械すき和紙などの新素材から作られる畳表が出回るまでは

半畳の縁なし畳といったら【目積表】(めせきおもて)が使われることが非常に多く、

今でも「畳と言ったらやっぱり自然素材だよね!」という方や、

「畳はやっぱりあの香りが良いんだよね!」という方に人気があります。

そんな自然派志向とでも言いましょうか、自然素材好きな方に人気のある

目積表(めせきおもて)のご紹介をさせていただきます。

目積表(めせきおもて)とは

目積表は昔からある縁の付いた畳に使用されている畳表の

少し目が細かくなった畳表です。

目積表の原材料は、目の幅が違うだけで縁の付いた畳に使用する畳表と同じい草です。

比較写真↓ 右側が目積表です。

畳表を水で湿らせて作ります

縁なし畳は土台部分の畳床(たたみどこ)に沿って畳表を折り曲げて作ります。

その際に、何もせずに畳表を折り曲げてしまうと畳表(い草)が割れてしまい

使い物にならなくなってしまいます。

なので、畳表が割れないように施工前に水でしっかりと湿らせてから折り曲げます。

水で湿らすことによってい草が柔らかくなり、折り曲げても割れることなく

縁なし畳を作ることが出来るのです。

一番のメリットは自然素材

い草で織られた畳表は、とても良い香りがしてリラックスできます。

い草にはお部屋の空気の浄化作用や森林浴効果もあります。

また目積表は目が細かいので、お部屋がスッキリとした印象になります。

また、琉球表や新素材の畳表に比べて比較的リーズナブルに

縁なし畳を作ることが出来るのも魅力かもしれません。

目積表のデメリット

目積表のデメリットは先ほども書きましたが、縁なし畳に使用する際に

折り曲げて施工するため、どうしても折り曲げた部分が弱くなってしまいます。

縁の付いた畳は角が縁で守られていますが、縁なし畳は角がむき出しのため、

長い間使っていると角の部分がどうしても擦れてきてしまいます。

安定した人気の目積表

それでも目積表の縁なし畳は、自然素材が大好き!お部屋をスッキリ見せたい!

柔らかい雰囲気のお部屋にしたい!といった方々に安定した人気があります。

 

目積表と同じ自然素材の琉球表について書いた記事です。→こちら

縁なし畳と琉球畳の違いについて書いた記事です。→こちら

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